初めてのご褒美ジュエリーの選び方|私がブラックダイヤモンドを選んだ理由
初めて、自分のためにジュエリーを選ぶとき。
何を基準に選べばいいのだろう、と迷う方も多いのではないでしょうか。
価格やブランド、流行のデザイン。
選ぶ基準はさまざまですが、私は『長く身につけたいと思えるかどうか』が一番大切だと思っています。
ご褒美ジュエリーは、誰かに見せるためではなく、自分自身のために選ぶもの。
『その時の自分の価値観や気持ちに寄り添うものを選ぶこと』
が、長く愛せるジュエリーにつながります。
私にとって、その一本がブラックダイヤモンドのリングでした。
ジュエリー製作に夢中だった30代。このダイヤに初めて出会ったとき、私は一瞬でこれだと思いました。
真っ黒じゃない、奥行きのある黒。 光に当てると、その中にきらめきがある。
天然の、無着色のブラックダイヤモンド。
透明な白いダイヤモンドとは違う、「深さ」を持っていて、一粒一粒、表情が違う。
他の天然石にはないダイヤモンド特有のきらきら、うるうるとした輝き。
私がファインジュエリーの道に入るきっかけとなった、最初に恋をした石、それがブラックダイヤモンドでした。
転換期
30代のはじめ頃のことを、今でもよく覚えています。
当時の私は、カリフォルニアの自宅のキッチン横のデスクで、毎日オーダーを受けたジュエリーを作り続けていました。その中でずっと感じていたことがありました。
「そろそろ、本物の素材で作りたい」
それまで使っていた14Kゴールドフィルド(真鍮などの芯材に14金の層を高熱と圧力で圧着させた素材。金の層が総重量の5%以上を占めるため、金メッキの約100倍の厚みがあり、はがれにくく長期間美しい輝きを楽しめる。)から、無垢のゴールドへ移行しようとしていた頃。
素材への向き合い方が、変わってきていた時期でした。
そのタイミングで出会ったのが、この天然のブラックダイヤモンドでした。
小さな決意
初めてこの天然のブラックダイヤを手にしたとき、こう思いました。
『もしこのダイヤで作った指輪が、誰のところにもお嫁入りしなくても、自分のために作る。』
小さな決意でした。これまで使用していた天然石よりもはるかに値段が高く、ドキドキしながら最初の一石を仕入れた時のことを覚えています。
ジュエリーを作る人間が、自分のためにジュエリーを作る。 当たり前のようで、実はそれまでできていなかったことでした。
いつも「誰かに届けるもの」を作っていました。 誰かが喜ぶ顔を想像しながら、誰かの大切な日のために。
それはとても嬉しいことで、私がこの仕事を続ける一番の理由でもあります。
でも、そのとき初めて思いました。
自分にも同じ気持ちをあげることが、これから長く続けていくことや、
受け取る人の気持ちをちゃんと知ることにもとっても必要なんだと。
「良いものを自分のために買っていいのかな」
そう迷っている方の気持ちが、私にはとってもわかります。
誰かの誕生日や記念日には奮発できるのに、自分のためとなると急に手が止まる。 「誰かにもらうもの」という感覚がまだどこかにある。 「こんな高いもの、自分には」と思ってしまう。
でも、歳を重ねていくにつれ、ふと立ち止まることがあるんですよね。
頑張ってきた自分に、何か残してあげたい。
流行に左右されない、本物のものを。
誰かに見せるためじゃなく、自分が纏うたびに、
「これを選んだ自分」を思い出せるものを。
そういうとき、このリングのことを思います。
自分のハートがYES!って言っているものを、自分のために選んでいい、と。
ブラックダイヤモンドという石について
天然のブラックダイヤモンドは、無着色、つまり人工的に色をつけていません。
地球の中で長い時間をかけて生まれた、そのままの色。一粒ずつ、表情が違います。
カットの光の入り方によって、深い黒の中に宇宙のような輝きが見える瞬間があって、ずっと眺めていたくなります。
私は、リング、ネックレス、ピアスと、それぞれ違うシェイプのブラックダイヤを持っています。
自分で言うのもなんですが、歳を重ねるごとにどんどんシックに似合ってきている感じがします。
そして実際にとても褒められます。日本でもアメリカでもヨーロッパでもそうです。

歳を重ねるほどに、自分の好きなものや心地よいものが少しずつわかってくる。
だからこそ、誰かの価値観ではなく、自分の心が惹かれるものを選びたい。
ありのままの自分を見つめ、その自分のために選ぶジュエリーは、
きっと長く寄り添ってくれるはず。
私にとって、それがブラックダイヤモンドでした。
あなたにとっての特別な一本が、
これから先の人生にずっと寄り添う存在になりますように。
Black Diamond ジュエリー、オンラインストアとショールームにてご覧いただけます。
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